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※この物語は一部フィクションです。
日本でカフェが既に一般的になっていた頃の私のお話です。
我が家は、高校を卒業すると自立することになっていて
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大学進学は入学金と半期の授業料は出してくれるのですが、あとは一切仕送りなし。
アルバイト生活の始まりです。
1970年代後半のことでした。
日本全国へ広がるキーコーヒー
南アルプスを望む大学に入学、初めて寮生活をすることになりました。
一か月が過ぎて、それぞれ仕送りが届きます。
でも、我が家からは音沙汰なしです。
電話すると、母親から本当に驚いた様子で、
『もう仕送りはありません』
とぴしゃりと言われてしまったのです。
本当に焦りまくり、アルバイトを探すために隣の街へと行くことに。
駅前に真新しい、洒落た作りの喫茶店がありました。
リュックを背負った登山客で駅前の広場は賑わっています。
喫茶店には、本日オープン の看板が下げられていました。
ダメ元で飛び込んでみました。
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